滋賀医科大学 内科学講座 消化器内科のホームページにご訪問いただき、
誠にありがとうございます。 本講座で教授を務めております、岩下拓司と申します。
私たちの講座の源流は、1976年に細田四郎教授によって開設された滋賀医科大学 内科学第二講座に遡ります。
開設当初は、消化器内科・血液内科を中心に診療を担ってまいりました。
その後、1994年に馬場忠雄教授が引き継がれ、2002年の内科学講座の大講座化を経て
「内科学講座 消化器内科」となり、同年より藤山佳秀教授、2014年からは安藤朗教授が講座を運営してまいりました。
そして2025年4月1日より、私 岩下拓司がその歴史を引き継いでおります。
消化器内科は、食道から大腸までの消化管、そして肝臓、胆道、膵臓という広範な臓器の疾患を対象とする診療科です。
私たちは、幅広い消化器疾患に対応するために、内視鏡手技や薬物療法など各領域の専門性を追求すると同時に、
深い知識と広い視野を兼ね備えたジェネラリスト、そして何よりも患者さんに寄り添う心を持った医師の育成に努めております。
さらに、日々の臨床で生まれる疑問から臨床・基礎研究へと発展させ、その成果を学会発表や論文を通じて
国内外へ発信することで、未来の医療に貢献できるリサーチマインドを育むことの大切さも伝えています。
この「臨床・研究・教育」のバランスこそが、私たちの講座の魅力であると考えています。
これからも私たちは、これらの長所を最大限に生かし、地域医療と医学研究の発展に貢献するとともに、
バランスの取れた次代の医師を育成していく所存です。
滋賀医科大学 消化器内科 教授 岩下拓司